副島淳さんはに日本人の母とアフリカ系アメリカ人ハーフの父との間に生まれたハーフです。
朝のテレビ番組「あさイチ」(NHK総合)でレポーターを務めたりと、テレビで見る機会も最近は多くなった気がします!
アフロヘアがトレンドマークの副島さん。
特徴的な見た目ですが外見以外は外国人要素はゼロで、日本生まれ日本育ち。
流暢な日本語を話しとても礼儀正しくて所作もきれいな印象を受け、副島さんが育った環境について気になりました。
また、副島さんにはプロバスケットボール選手のお兄さんがいるとの情報もあります。
今回は副島淳さんのご両親はどのような方なのか、兄弟との関係について調べてみたいと思います!
【画像】副島淳の両親はどんな人?
父は外国人俳優だった!
副島さんのお父さんは1970年代から1980年代にかけて日本で活躍した外国人俳優の「ウイリー・ドーシー」であることが分かっています!
主に悪役や格闘家の役が多かったようですが、昭和を代表する悪役俳優として知られていたようです。
残念ながらウイリー・ドーシーさんは1990年に亡くなっていました。
ウイリー・ドーシーさんはどのような方だったのか、下記にプロフィールをまとめました!
ウイリー・ドーシープロフィール
名前:ウイリー・ドーシー(ウイリー・A・ドーシー)
生年月日:1939年?
没年:1990年
出身地:アメリカ合衆国
身長:184cm
職業:俳優・モデル
事務所:エディアラブプロダクション
主な出演作:
【映画】
・脱走遊戯(1976年)ヴェトナム役
【テレビドラマ】
・仮面ライダー 第67話「ショッカー首領出現!! ライダー危し」(1972年) – ショッカーモロッコ支部・支部長モハメッド
・太陽にほえろ! PART2 第8話「ビッグ・ショット」(1987年) – パピヨン
ウイリー・ドーシーはモテていた!
ウイリー・ドーシーさんは福島県出身の女性お二人とお付き合いされていました。
お二人とも一般女性の方です。
そのうちおひとりの女性が副島淳さんのお母さんです!
副島さんのお母さんとは籍をいれておらず結婚されていなかったようです。
もうお一方の女性(高橋郁子さん)とは結婚されて息子が1人おられます。
そのほか、アメリカ・フロリダの女性ともお付き合いされていたとの噂があります。
普段から多くの女性に言い寄ってこられるほどモテていたとの情報もあり、ウイリー・ドーシーさんの周りはいつも賑やかだったのでしょうね!
母は相当な覚悟で息子を出産!
副島さんのお母さんは副島県・会津若松出身で一般人の方で、物怖じしないどっしりとした人だそうです。
大学生の頃お父さんにナンパされたことがきっかけでお付き合いしたそう。
副島さんを出産した時は19歳だったとのこと。
出産することについて、教育者で厳しかった祖父は猛反対だったようです。
お母さんはウイリー・ドーシーさんと結婚することなく、副島さんが小学2年生の頃まで女手一つで育てました。
当時は今より外国人の偏見が多くあった環境だったかもしれませんね。
祖父は娘さんを心配しての反対だったことでしょうが、それを押して未婚で出産の道を選んだお母さんは相当な覚悟があったでしょうね。
副島さんが小学校2年生の頃にお母さんは別の男性と結婚し、男性との間に妹が1人いるようです。
その後、男性とは長続きしなかったようで数年で離婚しています。
離婚理由の一つには、義父はお母さんの連れ子である副島さんへ愛情がなく、ハーフの外見から日常的に暴力をふるっていたことがあげられています。
お母さんはわが子に手をあげる相手を許せなかったのではないでしょうか。
お母さんと副島さんは昔から、お互い干渉しすぎないほどよい距離感だったそうです。
副島さんへのさりげない接し方や父親がいなくとも一人で育てる決意から、言葉が少なくとも深い愛情を感じられます!
今では父と母に感謝!
父に感謝!
副島さんは近年まで父親の顔と名前を知らなかったそうです。
一緒に暮らしたことがなかった為、「会いたい」という感情がお父さんに向くことはなかったようです。
小学生の頃は父親から受け継いだルックスが原因で自殺を考える程のいじめを受けており、当時はお父さんに会いたくなかったのではないでしょうか。
辛い時期を過ごした副島さんでしたが、中学生の時に父親譲りの身体能力を活かしてバスケットボールを始めたことで仲間ができ、それまでの内向的な自分から脱却することができたそうです!
かつては父親似の外見がコンプレックスで辛い思いも多くされた副島さん。
中学生では父親譲りの身体能力のお陰でバスケに出合ったことから、自分と周りの環境をプラスに変える術を手に入れました!
現在もそのルックスが仕事に多く生かされている副島さんは、芸能の道へ入った時にお父さんに「会いたい」と思ったようです。
実は副島さんが生まれた生後数か月の頃、お母さんはお父さんに赤ん坊の頃の副島さんを会わせたことがあるそうですが副島さんが覚えていないのも当然ですね。
お父さんは既に他界している為に会うことはかないませんでしたが、現在の副島さんに導いてくれた父に感謝の言葉を伝えたかったのではないでしょうか。
母に感謝!
副島さんは子どもの頃に外見のちがいなど様々な理由からいじめを受けていたそうです。
当時内向的だった副島さんは誰に相談することも出来ず、悲しみの矛先は全て母にぶつけていたようです。
小学4年生のときに転校した先で、身体的な外見の違いから、いじめを受けるようになりました。そのときは、母に「父親はどこにいるんだ」「おまえじゃ話にならない」とぶつかりました。自分の中では、母も自分をいじめている子たちと同じ肌の色。敵というか、憎んでいました。
東京新聞タレント 副島淳さん 顔も知らない父を探したら…あこがれの人が兄だと判明し号泣
当時の副島さんは、お母さんも日本人だから自分の悩みを理解してくれないと思っていたようです。
また、「なぜ生んだんだ」と怒りをぶつけたこともあったそうです。
お母さんは副島さんの悲しみを全て受け入れていたのですね。
副島さんの言葉に対して当時お母さんは怒るわけでも、寄り添ってくれるわけでもなかったといいます。
母は怒るわけでも、寄り添ってくれるわけでもなかった。コンプレックスだった肌の色や髪形について、「いつか役に立つよ。感謝するときが絶対来るから」と言ってました。そんな母を、当時は「全然分かってくれない」と拒絶してました。
東京新聞タレント 副島淳さん 顔も知らない父を探したら…あこがれの人が兄だと判明し号泣
お母さんは副島さんに「みんなはスポーツなどで1等賞を取らないと注目されないけれど、おまえは立っているだけで注目される。特別だからきっといいことがある」と励ましていたそう。
当時はお母さんの言葉を受け入れられなかった副島さん。
今では自分の見た目のお陰で仕事にも生かせていることが多くあり、お母さんに感謝しているそうです。
今となっては、この見た目があるからこそ、芸能の仕事に生かせている部分もある。母は将来を予知していたわけではないと思いますが、すごいなと思います。改まって連絡はしないですけど、母の接し方や言葉、そもそも父がいない中でも1人で産んで育てる決心をしてくれたことに、今は感謝しています。
東京新聞タレント 副島淳さん 顔も知らない父を探したら…あこがれの人が兄だと判明し号泣
副島さんが小さい頃から見た目の外見を「役に立つ」と励ましてきたお母さんは、ずっと変わらない副島さんの味方ですね!
お母さんとは程よい距離感
お母さんとは「干渉しすぎない、ほどよい距離感」だという副島さん。
副島さんの芸能界入りについて、お母さんは「自分の好きなことをやればいい」という考えだったそう。
現在も頻繁に連絡を取る間柄ではないそうですが、副島さんがテレビ番組に出演した時はお母さんもみているようです。
頻繁に連絡を取る間柄ではありませんが、NHKの情報番組『あさイチ』に出演したときは『調子に乗るなよ』と言われました。テレビが生存確認になっているようで、出演が減ると『死んだの?』とメッセージが届きます。
日本経済新聞タレント副島淳さん 波らん万丈、番組で父の消息知る
お母さんの言葉は少ないですが、いつでも副島さんの事を見守ってくれている様子が伝わりますね!
兄はあこがれのバスケット選手だった!
副島さんには異母兄がおり、兄は元プロバスケットボール選手で日本代表でもあった「高橋マイケル」さんでした!
副島さんは高橋マイケルさんの弟だったんですね!
高橋マイケルさんは、父であるウイリー・ドーシーさんが結婚された福岡出身の女性(高橋郁子さん)の息子さんです。
高橋マイケルさんが兄だと知ったのは2020年6月28日放送のノンフィクション番組『日曜THEリアル!・もう一度家族になりたい!』(フジテレビ)で父親を調査した際に判明しました。
父親の情報を関係者から聞いた際に、別に子供がいることも判明。
さらに子供のうちの1人は元バスケットボール選手の高橋マイケルさんとの情報があり、DNA鑑定の結果「同一の父親を持つ」と断定されました!
長年バスケットボール選手として活動していた高橋マイケルさんですが現役引退後の現在はアメリカに住まれているようです。
高橋マイケルさんはオンライン対面で副島さんを「俺の弟よ」と呼んでいます。
それを聞いた副島さんは感極まって号泣する場面もあり、番組を観た人からも感動したとの声が届いていました!
まるでドラマのような展開ですが、事実だとわかり感動しますね!
中学からバスケットボールに青春を捧げた副島さんにとって、高橋マイケルさんはもっとも憧れた選手だったようです。
副島さんも学生時代バスケットボールはかなりの実力だったようです。
大学時代バスケットボールの試合に出ている副島さんの写真がありました!↓
偶然にも、二人ともバスケットボールで活躍していた過去があるなんて驚きですね!
高橋マイケルさんは子どもの頃父親と数年だけ暮らしていたようで、番組内で父親との思いでを副島さんに話していました。
同じ父親を持ち、バスケットボールでつながっていた副島さんと高橋マイケルさん。
今度は一緒にバスケットボールをしているお二人の姿を見たいです!
副島淳wikiプロフィール
プロフィール
【名前】副島 淳(そえじま じゅん)
【生年月日】1984年7月18日
【年齢】39歳(2023年10月現在)
【出生地】東京都大田区
【国籍】日本/アメリカ
【言語】日本語(母国語)
【身長】195cm
【血液型】O型
【靴のサイズ】29cm
【髪の色】Black
【目の色】Brown
【職業】俳優、タレント
【顕著な家族】ウイリー・ドーシー(父)高橋マイケル(異母兄)
【事務所】リミックス
【特技】ダンス・インラインスケート・陸上競技
【趣味】音楽鑑賞・読書
経歴
幼少期からハーフであることを理由に様々なイジメや差別を受けたことがある。
小学2年生の頃に母親が再婚したがそれが嫌で家出し、この時に拉致監禁(誘拐・監禁・身の代金目的略取)された経験がある。
しかし、犯人は電話が止められているほど貧困な副島の家庭環境に同情し、解放した。
ネイティブの日本人であるにもかかわらず、外見から英語を話せるのが当然であるかのような偏見を持たれることにも苦しんだという
(実際、英語は話すことができず、2016年11月・32歳のときまでは海外に行ったことがなかった)。
身長は195cmで、アフロヘアーを入れると210cm。
柏市立柏高等学校、東京成徳大学でバスケットボールに打ち込む。
高校時代は全国高等学校総合体育大会や全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会(ウインターカップ)に出場している。
小学校の頃からいじめを受けていた
転向した小学校4年生の頃からハーフや家が貧しいなどの理由で様々ないじめや差別を受けていました。
ぼくは小学4年の時に転校した学校で、周囲の生徒からいじめを受けていました。肌の色や髪質、ぼくの家の貧しさをネタにされながら、上履きや教科書を隠されたり、ばい菌扱いをされたり……。肉体的な暴力を受けたこともあります。いじめは小学6年まで繰り返され、あまりに辛く、自殺を考えたこともあったほどでした。
江戸川区TOMONI 未来へのヒントちがいを受け入れてお互い心地よく暮らすために
学校以外の私生活では、小学校2年生の時に母親が結婚した男性との間に一人妹が生まれ、副島さんが男性から愛情を受けることは一切なかったそうです。
また、日常的に結婚相手の男性から見た目の外見を理由に暴力を振るわれていてよく家出をしていたとのこと。
言葉では表現できない程の辛い体験ですね。
そんな副島さんの悲しみを救ってくれたきっかけがあるそうで、中学でバスケットボールを始めた事と語っています。
バスケットボールでポジティブ思考に!
中学生の時にバスケットボール部に入部した副島さん。
いじめっ子たちがサッカー部に入ったのを見て、バスケ部を選んだと語っています。
仲間たちと話すことで、意地悪な言葉にも冗談で返せるようになっていじめっ子も「副島って面白いじゃん」と態度が変わったそう。
自身の高い身長を生かして次々と点を取りチームでも頼りにされ、学校でも注目される存在になったそうです!
自分の場所が出来た副島さんは今までの内向的な性格から、「いじめなんてどうでもいい」とポジティブ思考になったそうです。
夢中になれるものに出合えたことで、いじめをどうでもいいと思えるようになれた副島さん。
きっかけはバスケットボールですが、嫌いだった自分を好きになれた事は本当に大きな転機ですね!
自分の力で自分の場所を作っていく副島さん、今後色々な分野での活躍も楽しみです!
祖母は礼儀作法に厳しかった
小学校2年生の頃に結婚した母親の結婚相手から日常的に暴力を振るわれるなど辛い幼少期を過ごしました。
母親の結婚後数年で離婚となりましたが、この時行くあてのない母親と副島さんを離婚した義父側の祖母が「一緒に暮らそう」と面倒をみてくれ、孫として長年可愛がってくれたそう。
お祖母さんは三味線の師範代だったようで礼儀作法には特に厳しかったようです。
体育会系で上下関係の厳しいバスケ部では祖母に躾けられた礼儀正しさが大きなプラスとなり先輩や後輩との仲を円滑に維持できたそうです!
現在の副島さんもとても礼儀正しい印象を受けますので、日本人として育ててくれたお祖母さんの深い愛情が伝わってきますね!
お父さんに会いたい!
副島さんは芸能の仕事を始めた頃に「お父さんに会いたい」と思ったそうで、お母さんから父親の情報を教えてもらい独自に父親捜しを始めたそうです。
※お母さんからの父親情報
・アメリカ人
・日本で俳優として活動
・戦隊ものの悪役を演じていた
調査を進める中でウイリー・ドーシーさんの写真を見たとき、「似てる」と強く感じ、「ウイリー・ドーシーが父親なのでは?」と考えるようになったそう。
その後、2020年6月28日放送のノンフィクション番組『日曜THEリアル!・もう一度家族になりたい!』(フジテレビ)で本格的に父親の調査が行われ、ウイリー・ドーシーさんが父親であることが判明。
副島さんが予想していた通りの結果となりましたが、既に父親は他界していました。
子どもの頃は会いたくなかった父親に「会いたい」と思えるようになった副島さん。
会えなかったのは残念でしたが、父親に感謝していると伝えたかったのでしょうね。
主な作品
【テレビ番組】
・あさイチ(2017年4月4日 – 、NHK総合) – 「スゴ技Q」→「クイズとくもり」レポーター(火曜日レギュラー)
・世界・ふしぎ発見!(2020年12月5日、TBSテレビ)
【ドラマ】
・勇者ヨシヒコと導かれし七人 第8話(2016年11月25日、テレビ東京) – 黒人 役
・仮面ライダーゼロワン 第28話(2020年3月22日、テレビ朝日) – MCチェケラ 役
【映画】
・HERO(2015年) – 来賓客 役(ノンクレジット)
・首(2023年秋公開予定) – 弥助 役
【舞台】
・パンク侍、斬られて候(2009年1月)- 黒和直仁 役
・桃山ビート・トライブ~再び、傾かん~(2019年6月 – 7月、EX THEATER ROPPONGI/京都劇場) – 弥介 役
まとめ
今回は副島淳さんの両親はどんな人なのか、兄弟の噂についても調べてみました!
父親について副島さんは近年まで何も知らないままでしたが、調べたら父は俳優として活躍しており、更には兄も判明、兄は憧れのプロバスケットボール選手でした!
母親は自分だけで副島さんを育てる覚悟を持って出産し、どんな時でも副島さんの味方でいつも励ましてくれる強いお母さんでした!
副島さんは誰かのようになりたいと思うわけでなく、自分の人生でバスケットボールに出合い、芸能の道を選択してきました。
偶然にも父親と兄のどちらにも関わる仕事とスポーツを選んでいたことになりますが、家族の目に見えない繋がりを垣間見たような気持になりました。
「見た目」のおかげで夢だったというテレビ番組「徹子の部屋」へも出演を果たされた副島さん。
舞台や映画の作品でお芝居をされている副島さんもみてみたいです!
これからも副島淳さんのますますのご活躍を期待致します!