2023年11月、神奈川県平塚市のアパートで小学3年生の息子をおよそ2週間にわたって放置したとして、25歳の母親が逮捕されました。
どのような事件か調べてみました。
事件の概要
小田原警察署
2023年11月16日、神奈川県平塚市のアパートで小学3年生の息子をおよそ2週間にわたって放置したとして、平塚署は母親で会社員の芥里菜容疑者(25)を保護責任者遺棄の疑いで逮捕しました。
息子が「ママが帰って来なくて、家の電気もつかなくなった」とみずから隣人に助けを求め、アパートの隣の住人から「隣の部屋の子どもが『ママが帰ってこない』と言っている」と110番通報があり、犯行が発覚しました。
警察によりますと、去年11月、平塚市内のアパートに住む小学3年生の男の子が隣の部屋の女性に
「ママが帰って来ない。家の電気もつかなくなった」
などと助けを求めました。
女性からの通報を受けて警察官が駆けつけると男の子の部屋は電気が止められ食べ物も少ない状態で、男の子は児童相談所に保護され、ほかに虐待を受けた形跡はないということです。
警察によりますと、男の子にけがはなく、芥容疑者が置いていったレトルト食品や、祖母が宅配便で送ったカップ麺などを食べていたため、栄養状態に問題はなかったということです。
警察が当時の状況について、母親から事情を聴いたところ、男の子だけを残して外出していたことがわかったということです。
このため警察はおよそ2週間にわたって放置していた疑いがあるとして、母親で、会社員の芥里菜容疑者(25)を保護責任者遺棄の疑いで16日逮捕しました。
これまでの調べで、男の子は去年10月以降、学校に一度も登校しなくなり、食べ物が足りずに祖母に連絡して送ってもらったこともあったとみられるということです。
調べに対し、容疑を認めたうえで「子どもとどう向き合っていいか悩んでいた」と供述しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
事件のニュース映像がありました。(FNNプライムオンラインニュース)↓
25歳の母親が9歳の長男を自宅アパートにおよそ2週間置き去りにした疑いで逮捕された事件で、長男は、部屋に置いてあったカップ麺などを食べて過ごしていたことがわかりました。
芥里菜容疑者(25)は2023年10月27日ごろからおよそ2週間、神奈川・平塚市の自宅アパートに小学校3年生で9歳の長男を置き去りにした、保護責任者遺棄の疑いが持たれています。
警察によると、長男の健康状態に問題はなく、芥容疑者はカップ麺やレトルト食品を買い置きし、「これ食べて待っててね」と伝えて出かけたということです。
また芥容疑者は、これまでにも短期間家を空けることがあったとみられ、警察は、子育ての状況についてくわしく調べています。
【顔画像】芥里菜の自宅住所は神奈川県平塚市のどこ?
【顔画像】芥里菜の顔画像
芥里菜容疑者(25) 小田原署 1月17日
芥里菜の情報
年齢:25歳
住所:神奈川県平塚市横内のアパート
職業:会社員
家庭状況:長男と2人暮らし
長男は「(母親は)仕事に出ていて帰ってきたり、来なかったりする」と話している。
長男は去年10月以降、学校に一度も登校しなくなる
食べ物が足りずに祖母に連絡して送ってもらったこともあった
芥里奈の滞在先:神奈川県海老名市内の知人(交際相手)宅(2023年10月27日ごろから2023年11月9日の期間)
芥里菜の自宅場所は神奈川県平塚市横内
芥里菜の自宅は神奈川県平塚市横内のアパートです。
芥里菜の自宅アパート(神奈川県平塚市横内)
芥里菜が2週間滞在していた場所は?
芥里菜が滞在していた場所は海老名市内の知人(交際相手)宅です。
神奈川県海老名市
2023年10月27日ごろから11月9日の間、芥里菜容疑者は海老名市内の知人宅に滞在しており、その間一度も帰宅することはなかったそうです。
知人宅は「交際相手の家」との情報もあります。
長男は自宅のレトルト食品やカップ麺を食べて過ごしていたということです。
子どもに助けを求められた女性
芥容疑者の息子が隣の部屋の女性に助けを求めた時の状況が下記ニュースにあがっていました。(NHKニュース)
ドアを開けると男の子が大泣きしていた
男の子から助けを求められたという同じアパートに住む女性は
「夜10時ごろにインターフォンが鳴ったのでドアを開けると、男の子が『電気がつかなくなった』と大泣きしていました。
男の子のズボンは破れていておなかがすいていたようなので自宅にあげてごはんを食べさせました」
と話していました。
また、逮捕された母親については
「助けを求めに来たときも母親とは連絡がつかず、男の子は『仕事に出ていて帰ってきたり、来なかったりする』と話していました。
自宅に放置されていることはそれまで全く気付かず、驚きました」
と話していました。
子どもが放置されていることに、隣の住民も気が付かなかったようです。
「(母親が)帰ってこなかったりする」と子どもが話しており、今までも「放置」が常態化していた可能性があります。
母親の帰りを待って、音をたてないように何日も過ごしていた子供はどれほど心細かったでしょう。
【顔画像】芥里菜のFacebook
芥里菜容疑者のFacebookを調べましたが特定できていません。
今後、詳細が分かりましたら追って掲載致します。
ネットの声
コメントには母親に対する批判が殺到しています。
ネグレクトと言ってよい環境で子供がよく生きていてくれたと思います。
電気の止まった部屋で、どのような気持ちで母親を待っていたのか想像がつきません。
カップ麺も9歳の子供には危険ですし、もしかしたら火傷も日常だったかもしれません。
子どもが声をあげたから気が付けた今回の事件、声をあげなければ気が付かなかったでしょう。
他に同様の事件がないことを祈るばかりですが、近所の子供たちがおられる方は日頃から気に掛けるだけでも小さな変化に気が付けるかもしれません。
まとめ
今回は神奈川県平塚市横内の保護責任者遺棄事件について調べてみました。
2023年11月16日、神奈川県平塚市のアパートで小学3年生の息子をおよそ2週間にわたって放置したとして、平塚署は母親で会社員の芥里菜容疑者(25)を保護責任者遺棄の疑いで逮捕しました。
長男は現在、市内の児童相談所で保護されており、命に別条はないということです。
警察によりますと、去年11月、平塚市内のアパートに住む小学3年生の男の子が隣の部屋の女性に
「ママが帰って来ない。家の電気もつかなくなった」
などと助けを求めました。
女性からの通報を受けて警察官が駆けつけると男の子の部屋は電気が止められ食べ物も少ない状態で、男の子は児童相談所に保護され、ほかに虐待を受けた形跡はないということです。
調べに対し、容疑を認めたうえで「子どもとどう向き合っていいか悩んでいた」と供述しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
今後新しい情報が分かり次第追記致します。
参照元:https://www.fnn.jp/articles/-/643935?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
(FNNプライムオンラインニュース)