元キャンディーズのメンバーとして一世を風靡した伊藤蘭さん。
1978年の解散後も女優として第一線で活躍を続け、2019年には41年ぶりにソロ歌手としても復活を遂げました。
プライベートでは俳優の水谷豊さんと結婚し、娘の趣里さんも女優として大活躍中です。
今回は、伊藤蘭さんの旦那や家族にまつわる噂から、知られざる生い立ちや輝かしい経歴まで、徹底的に調査した情報をお届けします。
伊藤蘭の旦那・水谷豊との馴れ初めと家族の絆
伊藤蘭さんの私生活で最も注目を集めているのが、俳優・水谷豊さんとの結婚生活でしょう。
二人の出会いから結婚、そして現在に至るまでの夫婦関係は、芸能界でも屈指のおしどり夫婦として知られています。
また、娘の趣里さんの芸能界デビューや、家族3人の仲睦まじいエピソードも話題となっており、理想的な家族像として多くの人々から憧れの的となっています。
水谷豊との運命的な出会いと結婚までの道のり

伊藤蘭さんと水谷豊さんの出会いは、1982年のドラマ「あんちゃん」での共演がきっかけでした。
当時、水谷豊さんはキャンディーズの大ファンで、特に伊藤蘭さんに憧れを抱いていたといいます。
その後、1983年の「事件記者チャボ!」で再共演した際、水谷豊さんが伊藤蘭さんを相手役に指名したことで、二人の距離は急速に縮まりました。
約6年半の交際期間を経て、1989年1月にハワイで極秘結婚式を挙げています。
結婚後35年以上経った今でも、お互いを「さん」付けで呼び合い、一度も喧嘩をしたことがないというエピソードは有名です。
水谷豊さんは伊藤蘭さんの41年ぶりのソロ活動復帰も全面的にサポートし、夫婦の絆の深さを証明しています。
娘・趣里の芸能界デビューと親子共演の噂

1990年に誕生した長女の趣里さんは、4歳からクラシックバレエを始め、15歳でイギリスにバレエ留学するほどの実力を持っていました。
しかし、怪我によりバレエの道を断念し、2011年に「3年B組金八先生ファイナル」で女優デビューを果たしています。
伊藤蘭さんは当初、娘の芸能界入りに反対していましたが、趣里さんの強い意志を尊重し、陰ながら支え続けました。
2023年のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」では主演を務め、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞するなど、母親譲りの才能を開花させています。
2025年1月には東京ガーデンシアターで初の母娘共演が実現し、大きな話題となりました。
また、趣里さんは俳優の三山凌輝さんと結婚し、2025年9月に第一子を出産したことを発表し、伊藤蘭さんも初孫の誕生を喜んでいます。
家族3人の仲良しエピソードと私生活の様子


伊藤蘭さん一家は、芸能界でも屈指の仲良し家族として知られています。
家族3人での食事会を定期的に開催し、お互いの仕事について語り合うことも多いそうです。
水谷豊さんは「相棒」シリーズの撮影で多忙な中でも、必ず家族との時間を大切にしており、伊藤蘭さんのコンサートには必ず駆けつけるといいます。
趣里さんも両親の舞台や作品を欠かさずチェックし、SNSで応援メッセージを送ることも。
2013年の映画「少年H」では、水谷豊さんと伊藤蘭さんが28年ぶりに夫婦役で共演し、自然な演技が話題となりました。
また、家族で旅行に出かけることも多く、特にハワイは結婚式を挙げた思い出の地として、定期的に訪れているそうです。
このような家族の絆の強さが、それぞれの芸能活動の原動力となっています。
伊藤蘭の知られざる生い立ちと華麗なる経歴
伊藤蘭さんの芸能界での成功の裏には、興味深い生い立ちと家系があります。曽祖父は第15代広島市長を務めた伊藤貞次氏で、祖母は山形県の政治家・奈良村正則氏の三女という名家の出身です。そんな家庭環境で育った伊藤蘭さんが、どのようにしてキャンディーズのメンバーとなり、その後女優として大成したのか。華麗なる経歴の軌跡を辿ってみましょう。
幼少期から学生時代までの生い立ちエピソード

伊藤蘭さんは1955年1月13日、東京都武蔵野市吉祥寺北町で生まれ、その後杉並区西荻北で育ちました。
名前は蘭の花が好きだった祖父が命名したものです。
父の伊藤英邦さんは千葉県の厚生技官として勤務し、母の八重さんは洋裁教室を開いていました。
幼少期は恥ずかしがり屋で口数の少ない性格でしたが、中学入学後に自分を変えたいと演劇部に入部し、表現する楽しさに目覚めます。
当時フォーリーブスの大ファンだった伊藤蘭さんは、バックダンサーのスクールメイツに憧れ、1969年に渡辺プロダクションの東京音楽学院に入学。
見事スクールメイツのメンバーに選ばれました。
1973年に日本大学第二高等学校を卒業後、日本大学芸術学部演劇学科に進学しましたが、キャンディーズの活動が多忙となり中退しています。
キャンディーズ時代の輝かしい経歴と解散後の転機


1973年9月1日、田中好子さん、藤村美樹さんとともに「あなたに夢中」でキャンディーズとしてデビュー。
当初はレコードセールスが伸び悩みましたが、5曲目の「年下の男の子」で伊藤蘭さんがセンターポジションとなってからブレイク。
「蘭ちゃんカット」と呼ばれたヘアスタイルは社会現象となり、多くの女性が真似をしました。
1977年には自ら作詞作曲も手がけ、「つばさ」は解散コンサートの最後に歌われた名曲となっています。
同年7月17日、日比谷野外音楽堂で突然の解散宣言を行い、1978年4月4日の解散コンサートで一時芸能界を引退。
その後は旅行や映画鑑賞など、それまでできなかったことを楽しみながら過ごしていましたが、次第に女優への思いが膨らみ、1980年に映画「ヒポクラテスたち」で本格復帰を果たしました。
女優として再ブレイクした現在までの活動歴

女優復帰後の伊藤蘭さんは、第2回ヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞するなど、演技力が高く評価されました。
1981年には野田秀樹作・演出の舞台「少年狩り」に出演し、第19回ゴールデン・アロー賞新人賞(演劇部門)を受賞。
その後も倉本聰、山田太一、市川森一など名だたる脚本家の作品に次々と出演しています。
2003年のNHK連続テレビ小説「こころ」、2011年からの「DOCTORS〜最強の名医〜」シリーズなど、話題作への出演が続きました。
2019年5月には41年ぶりにソロアルバム「My Bouquet」をリリースし、第61回日本レコード大賞企画賞を受賞。
2023年の第74回NHK紅白歌合戦には46年ぶりにソロ歌手として出場を果たし、キャンディーズ時代の楽曲をメドレーで披露。
現在も女優と歌手の両面で精力的に活動を続けています。
伊藤蘭wikiプロフィール

プロフィール
- 本名:水谷蘭(旧姓:伊藤)
- 生年月日:1955年1月13日(70歳)
- 出身地:東京都武蔵野市吉祥寺北町
- 血液型:O型
- 身長:157cm
- 職業:女優、歌手、ナレーター
- 所属事務所:Trysome Bros.
- 配偶者:水谷豊(1989年〜)
- 子供:趣里(長女・女優)
- 学歴:日本大学第二高等学校卒業、日本大学芸術学部演劇学科中退
経歴
- 1969年:東京音楽学院入学、スクールメイツメンバーに選抜
- 1972年:NHK「歌謡グランドショー」マスコットガール合格
- 1973年9月:キャンディーズとして「あなたに夢中」でデビュー
- 1978年4月:キャンディーズ解散、芸能界引退
- 1980年:映画「ヒポクラテスたち」で女優復帰
- 1989年1月:水谷豊と結婚
- 1990年:長女・趣里誕生
- 2019年5月:ソロアルバム「My Bouquet」リリース
- 2023年12月:第74回NHK紅白歌合戦出場
まとめ

伊藤蘭さんの人生は、キャンディーズとしての輝かしい活躍から、女優への華麗な転身、そして幸せな家庭生活まで、まさにサクセスストーリーそのものです。
水谷豊さんとの結婚生活は35年以上続き、娘の趣里さんも女優として大成功を収めています。
名家の出身でありながら、自らの努力で芸能界のトップに上り詰めた伊藤蘭さん。
70歳を迎えた今もなお、女優として、歌手として、そして一人の女性として輝き続ける姿は、多くの人々に勇気と希望を与えています。
これからも伊藤蘭さんの活躍から目が離せません。